審美治療とは
審美治療と一般診療の違い
一般歯科と審美歯科の違いは、治療の目的と対象に大きな差があります。
一般歯科は主に歯と歯肉の健康を守り、虫歯や歯周病などの疾患を治療することを目的としています。
一方、審美歯科は、歯本来の機能はもちろん、その見た目の美しさを向上させることに特化した分野です。
審美治療の流れ
STEP01
問診
患者様の現在のお悩みや、ご希望の治療について、歯科衛生士および歯科医師が丁寧にお伺いします。
どんなことでも気軽にご相談ください。
STEP02
検査
レントゲン撮影、口腔内やお顔の写真撮影、歯周検査、歯型の採取などを行い、お口の中の状態を詳しく検査します。
STEP03
カウンセリング
検査結果をもとに、最適な治療方法をご提案します。
治療内容、期間、費用についてもご説明します。
STEP04
治療開始
内容に合わせて治療を進めていきます。
STEP05
定期メンテナンス
最低でも3ヶ月に1回は定期メンテナンスを受け、白くて美しい歯を維持しましょう。
審美歯科の様々な治療
ホワイトニング
ホワイトニングは、専用のジェルを使って歯を漂白し、歯を白く美しくする施術です。
お口が健康な状態であれば、いつでもホワイトニングを始めることができ、歯を削る必要がないため、歯に大きな負担をかけずに済みます。
当院では、「オフィスホワイトニング」、「ホームホワイトニング」、「デュアルホワイトニング」、「ウォーキングブリーチ(インターナルブリーチ)」をご用意しており、患者様一人ひとりのご希望やライフスタイルに合わせた施術を提案しています。
ダイレクトボンディング
ダイレクトボンディングは、セラミックと合成樹脂を組み合わせた材料(コンポジットレジン)を使用し、虫歯などの治療で削った部分に充填して機能性や審美性を回復する治療法です。
この治療法の大きな特徴は、歯を削る範囲を最小限に抑えられるため、大切な天然歯を可能な限り保存できることです。
さらに、色の種類が多く自分の歯に近い自然な色を再現できること、欠けた場合にも再治療が比較的容易であることなどもメリットです。
また、コンポジットレジンで使用する接着剤は厚みが少ないので、二次カリエスの予防にもつながります。
虫歯の大きさ、歯の隙間の広さ、噛み合わせの状態によってはダイレクトボンディングが行えない場合があります。
セラミック治療
セラミック治療は、破損した歯や虫歯によって損傷を受けた歯を修復する際に、セラミック素材を使用する審美治療です。
この素材は、自然な歯の色と光沢を模倣することができるため、見た目が美しく、また非常に耐久性があります。
セラミック治療の利点は多岐にわたります。
最も顕著なのは、その審美性で、自然な歯とほとんど見分けがつかないほどの自然な見た目を実現できます。
また、セラミック素材は色の変化がなく、時間が経っても美しさを保つことができます。
さらに、セラミックは金属アレルギーの心配が少ないため、アレルギーを持つ人にも適しています。
セラミックは歯垢の付着が非常に少ないため、虫歯や歯周病のリスクを軽減してくれます。
注意点としては、セラミック治療はコストが高くなりがちであり、治療に時間がかかる場合があることです。